ご無沙汰でございます、横山です
師走に入って2015年もあと少し、患者さんからブログのことで声をかけられることもしばしばあり、思い出したように復活です
先月の11月は出張が多く、患者様、クリニックのスタッフにも迷惑をかけてしまいました
11月は海外出張月間となってしまい、一ヶ月の間にベルギー、フランス、韓国、シンガポールと4カ国に入国いたしました。
ほとんどが、弾丸、アジアは1泊で帰国などでしたが、、、
主に手術のトレーニングなどです。
ん?
そうです
あのルートです。
パリでのテロ、まさにその1週間前にベルギーからフランス入り
まさに事件があった場所とそう遠くないところでウロウロしていました
この度のテロは、とても悲しい出来事であり、被害に遭われた方々、その関係者の皆様の気持ちを考えると、言葉になりません
憎しみや怒り、攻撃性にて何かを訴えるという形でなく
お互いを尊重しあい、医療の本質である人の幸せのために動くという
そのような目的のために国際交流ができれば、全世界に幸せが広がると考えます
不安定な世界ですが、このような悲劇が続かないことを祈ります
さて
今回訪れたパリでは、非常に高名な先生の手術をご一緒させていただき
新しい手術をさらにブラッシュアップすることができました
丁寧な手術でして
新しい人工関節についてお話しすることができました
ベルギーの先生は、手術がとても早く、1日に5、6件行うとのこと
患者さんの入院も人工関節手術後2日程度。
病院も、かなりの専門性をもってドクターは手術に当たっていらっしゃいます
いつもながら日本とシステムが大きく違うことを実感しながらも
手術を行う患者さんの程度に関しては
日本と海外では変形程度が大きく異なっているという、いつも感じるフィーリングを今回も強く持ちました(日本の患者さんの方が変形が強いことが多いです)
しかしこのような他の国の先生へのプレゼンテーションで
私が手術を行った患者さんの
術後レントゲン写真、歩行動画などを外国の先生にみていただくと
(もちろん、患者さんの承諾済み)
術後早期に笑顔の表情で歩いている姿をみて、
“Perfect!”と言っていただけました。
西洋のポジティブな空気であり
こういうフレーズは、人を元気にすると言葉ですね、
気に入って
自分の息子にも、ちょっと褒める時にも ”Perfect!”と連発しています(笑)
さあ
今年もあと少し
そして来年に繋げ、さらなる技術の向上を図りたいと思います
皆様も
風邪など引かぬように、お過ごしくださいませ