みなさま
ご無沙汰しております
横山でございます
久しぶりのブログ更新にございます
せっかくHPの表紙に貼ってもらっているのに、更新されていないのは寂しいものですので、男子フィギュアメダル獲得に乗じてアップします
しかし羽生くんの、神がかった滑り、素晴らしかったですね!!
全世界の皆さまの心にキラキラと余韻を残してくれていることと思います
普段、テレビをほとんど見ない私も、日曜はゆっくりと見させていただきました!
神がかり、というか、アイドルというか、見せ方含め、完全にperfect!!な羽生くん
素晴らしい!!心から感動です!!
そんな空気感の中で、実は私はあえて、宇野昌磨くんのメダル獲得後のコメントが頭に残っております
引用しますね。
僕は(他の選手の演技を)全部見てたので、自分がどんな演技をしたらどの位置にいくか大体分かっていて。もし僕が1位になるとしたら、本当に完璧な演技したら点数で1位になれたんですけど、、
実は、この言葉が関節外科医としての、手術にのぞむ気持ちのあり方に重なってしまいました
私が行なっている手術というのは、当然完璧を目指して執刀しております
おこがましいようですが、失敗しない、失敗するなんて考えて手術室に入っておりません
しかし、全てが完璧に行くことなど、世の中にはありません
これもよく理解しております
ですから大事なことは、自分がどんな演技をしたら、どの位置に行くか
自分がどんな手術をしたら、どのようななるか、どのような結果になるか
これを理解して手術に入り、当然一位、成功する手術を目指し、結果を残す
これが大事だと考えています
最初に転倒しても、ジャンプがうまく行かなくても、体勢を崩しても
やっていることを信じて、結果を出す
手術であれば、
どんなことがあっても
一番安全で、機能的に最高に持っていけるように、手術を完遂し、結果、患者さんを必ずハッピーにする
このようなプロ意識を持つことが、やはりトップ近くにいる人間なのだと思います
あの あどけない、宇野選手、むしろ私の子供の歳に近い、年齢も私の半分以下の若い世代であっても、そのように考えるためには、相当な努力が裏ずけされていると思います
天才、羽生くんの自信の裏にあるもの、それは簡単に努力という単純な言葉ではない熱いものがあるのでしょう
結果として、彼らが今回のオリンピックで成し遂げたように、周りの全ての人々を笑顔にする
私が一番医師としてやり続けたいことですね
若い彼らから、いっぱい気持ちを頂けた、私、45歳の誕生日でした
さて、今年は医師になって20周年のアニバーサリーイヤーです
初心を忘れず、経験を生かし、期待に答えることができる一年にしてまいります!
今年もよろしくお願いいたします